Information
場所:⼤同⼤学
⽉⽇:2025/3/6(⽊)〜2025/3/7(⾦)
男子大学生年代(18歳~22歳【東海学生連盟選抜】)の強化・育成・発掘を目的としたトレーニングキャンプを、大同大学石井記念体育館をお借りし開催いたしました。 トニー・ジローナ男子日本代表ヘッドコーチを招いて、選抜された22名の選手を、3月6日(木)と7日(金)の2日間に渡り、ご指導いただきました。
2日間のトレーニングキャンプレポートを掲載いたしますので、是非、ごらんください。
●男子日本代表ヘッドコーチ | トニー・ジローナ(公益財団法人日本ハンドボール協会) |
---|---|
●男子日本代表アシスタントコーチ | 嘉数 陽介(公益財団法人日本ハンドボール協会) |
●アナリスト | 三石 祐馬(公益財団法人日本ハンドボール協会) |
●トレーナー | 柴田 智仁(公益財団法人日本ハンドボール協会 |
ポジション | 所属大学 | 学年 | 身長 | 体重 | 利腕 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 嵐 ⼀将 | アラシ カズマ | GK | 岐⾩聖徳学園大学 | 3 | 180 | 79 | 右 |
2 福島 新⼤ | フクシマ アラタ | GK | 中部⼤学 | 3 | 182 | 86 | 右 |
3 ⽶澤 雅光 | ヨネザワ マサミツ | GK | 中部⼤学 | 1 | 190 | 92 | 右 |
4 ⽶⽥ 昇平 | ヨネダ ショウヘイ | GK | 名城⼤学 | 2 | 183 | 80 | 右 |
5 幡東 佑成 | バンドウ ユウセイ | LB | 名城⼤学 | 1 | 180 | 84 | 右 |
6 元⽊ 来翔 | モトキ ライト | LB | 名城⼤学 | 1 | 185 | 80 | 右 |
7 下⽥ 晴耀 | シモダ ハルキ | LB | 中京⼤学 | 2 | 176 | 71 | 右 |
8 斎藤 柊 | サイトウ シュウ | LB/LW | 中部⼤学 | 2 | 190 | 78 | 右 |
9 佐藤 明⼈ | サトウ アキト | LB/LW | 名城⼤学 | 2 | 180 | 85 | 右 |
10 川勝 春陽 | カワカツ ハルヒ | LW | 中部⼤学 | 3 | 178 | 82 | 右 |
11 岡⽥ 広規 | オカダ ヒロキ | PV | ⼤同⼤学 | 3 | 190 | 100 | 右 |
12 ⿊島 太貴 | クロシマ タイキ | PV | ⼤同⼤学 | 2 | 180 | 88 | 右 |
13 増⽥ 蔵之⼼ | マスダ クラノシン | PV | 中部⼤学 | 1 | 190 | 100 | 右 |
14 酒井 優希 | サカイ マサキ | RB | ⼤同⼤学 | 2 | 180 | 80 | 左 |
15 福原 翔真 | フクハラ ショウマ | RB | 中部⼤学 | 2 | 186 | 84 | 左 |
16 宇佐美 伊織 | ウサミ イオリ | RB | 中京⼤学 | 2 | 180 | 78 | 右 |
17 佐藤 匠 | サトウ タクミ | RB | 中京⼤学 | 1 | 180 | 82 | 左 |
18 若林 脩 | ワカバヤシ シュウ | RB | 名城⼤学 | 2 | 180 | 99 | 左 |
19 松岡 凌汰 | マツオカ リョウタ | RW | 名城⼤学 | 2 | 182 | 80 | 左 |
20 ⼭⼝ 真登 | ヤマグチ マナト | CB | 中京⼤学 | 2 | 177 | 73 | 右 |
21 安達 圭吾 | アダチ ケイゴ | CB/LW | ⼤同⼤学 | 3 | 174 | 78 | 右 |
22 万澤 良忠 | マンザワ リョウマ | CB/RB | 中京⼤学 | 3 | 177 | 81 | 両 |
●日 時 | 2025年3月6日(木)10時~12時30分 |
---|---|
●指導者 |
トニー ジローナ(男子日本代表ヘッドコーチ) 嘉数 陽介(男子日本代表アシスタントコーチ) 柴田 智仁(男子日本代表トレーナー) 三石 祐馬(アナリスト) |
●参加者 |
松井 幸嗣(全日本学連:専務/理事長) 荷川取 義浩(JHA:ハイパフォーマンスディレクター) 本山 慶樹(東海学連理事長) 佐藤 壮一郎(東海学連理事) |
●選 手 | 岐阜聖徳学園大学、中部大学、大同大学、名城大学、中京大学 |
チーム数 | 2チーム(5人ずつ+フリーマン) |
---|---|
コート | ハーフコート、1/4コート |
ルール |
10回パスを繋ぐ 接触なし (2回目以降追加)リターンパスなし 4、7回目のパスはフリーマンに出す |
ポイント |
ノールックパス パスの受け手が手を挙げたら、バウンドパス |
---|
コート | オールコート、縦割1/2コート |
---|---|
方法 |
DFからFB(キーパースローから) ドリブルなし ハーフライン付近にもDFを2人設置 |
コート | ハーフコート |
---|---|
方法 |
1球目 1)PVが高い位置から、BPにパスを出してきる 2-3枚目or1-2枚目の間に入る 2)BPはPVの位置を見て判断 2球目(同じメンバー) 3)サイドからパスして、再開 |
ポイント | BPはしっかりシュートを狙いながらパス |
方法 |
1)CB-BPクロスからスタート 2)PVが入るか入らないかで、BPが攻撃展開を判断 詳しくは、映像をご確認ください。 |
---|---|
ポイント |
DFの状況(位置、高さ)を見て判断 BPはPVの位置から走り込む位置を判断 広いスペースを利用する ※スピードを落としても良い |
方法 |
DF3枚目の片方は、バランスボールを持つ 1)CB-BPユーゴからスタート(左右交互) 2)バランスボールを持つDFに対して強く1vs1を攻める 3)かわした方で数的有利の状況判断 |
---|---|
ポイント |
1vs1をかわした後の判断 前の練習を継続して意識 |
チーム数 | 3チーム |
---|---|
コート | オールコート |
方法 |
DFからOFへ移行 3チーム合計の攻撃回数と得点数を記録 →攻撃成功率のフィードバック DFの1人はバランスボールを持つ |
ポイント |
DFからOFへの切り替えを焦らない DFの状況をしっかり把握して得点につなげる バランスボールを持ったDFがどこにいるのか把握 →1vs1を狙ってチャンスを作る |
●日 時 | 2025年3月6日(木)15時~17時30分 |
---|---|
●指導者 |
嘉数 陽介(男子日本代表アシスタントコーチ) 柴田 智仁(男子日本代表トレーナー) 三石 祐馬(アナリスト) |
●参加者 |
本山 慶樹(東海学連理事長) 佐藤 壮一郎(東海学連理事) |
●選 手 | 岐阜聖徳学園大学、中部大学、大同大学、名城大学、中京大学 |
チーム数 | 2チーム(10人ずつ+バランスボールマン) |
---|---|
コート | オールコート |
ルール |
ハンドボールと同様 接触なし バランスボールマンにパス→リターンパスをキャッチしたら得点 自分でキャッチ 1点、味方がキャッチ 2点 |
方法 |
パスをもらったら、その場で3回ドリブル DFをかわしながら2人でパスを繋ぎ、15m先まで運ぶ DFはボールを持たない人にマンツーマンでつく |
---|
コート | オールコート |
---|---|
チーム数 | 2チーム |
方法 |
DFからFB(キーパースローから) 1)4vs3OF 2)攻守切り替わり、反対側のコートにいる味方にパスを繋ぐ 3)4vs3OF |
ルール |
4vs3はドリブルなし オールコートでパスを繋ぐ際はドリブルあり GKからダイレクトで反対側のコートにパスが繋がり得点したら、2点 |
コート | ハーフコート |
---|---|
方法 |
1)20秒間 DFのクロス対応練習 PVなしでBPがボール回し 2)PVがきって、真ん中4vs4 ※BPはPVがきったことを確認したら、一度サイドにパスを出さなければならない 3-1)シュート後、DFからFB(4vs3) 3-2)両サイドシュート |
ポイント |
PVのスライドを声で知らせる →コミュニケーション PVスクリーンのかわし方 →高い位置:PVの下からかわす 低い位置:PVの上から超える |
方法 |
1)4vs4を行う ※PVが入るか入らないかで、BPが攻撃展開を判断 |
---|---|
ポイント |
DFはPVが入ってくることに対して 、声かけてコミュニケーションを取る。 スイッチのタイミングを連携し、前に出るDFはPVに簡単にパスが通らないように枝を張る。 |
ルール |
DFでパスカットをしたら7mスロー獲得+攻撃に移行 負けチーム腕立て5回 |
---|---|
ポイント |
毎日、毎練習が本番のつもりで挑む |
●日 時 | 2025年3月7日(木)9時45分~12時50分 |
---|---|
●指導者 |
トニー ジローナ(男子日本代表ヘッドコーチ) 嘉数 陽介(男子日本代表アシスタントコーチ) 柴田 智仁(男子日本代表トレーナー) 三石 祐馬(アナリスト) |
●参加者 |
田中 俊行(JHA:ハイパフォーマンスアシスタントディレクター) 本山 慶樹(東海学連理事長) 佐藤 壮一郎(東海学連理事) |
●選 手 | 岐阜聖徳学園大学、中部大学、大同大学、名城大学、中京大学 |
チーム数 | 2チーム |
---|---|
コート | オールコート |
ルール |
ハンドボールと同様 GKは手を使ってはいけない 負けチームは、おんぶダッシュ40m |
方法 |
ボール2つ 1)20m遠投 2)三角 |
---|---|
ポイント |
ボールを取って投げるまで早くすることを意識 |
コート | オールコート |
---|---|
チーム数 | 2チーム |
方法 |
1)4vs3の攻防を2往復 2)6vs6の攻防を1.5往復 ※各チーム1人ずつ抜ける |
ポイント |
4vs3から6vs6への切り替わりを意識 誰が抜けるのかコミュニケーションが必要 状況が変わるため常に集中 |
方法 |
1人3本ずつ計15本 シュート結果を記録し、確率を算出する |
---|---|
目標 |
BP 60%上 Wing, Pivot 75%以上 |
方法 |
BPとPVの2vs2 WingとCBの位置にパサー |
---|---|
ポイント |
BPは常にシュートの意識をしながら、PVを狙う →パスフェイクや様々なパスのタイミングをトライする PVはどのようにチャンスを作るか考えながらプレーする →BPの対角に張る、アウトスクリーンをかける etc. できるまで何度でも狙い続ける |
方法 |
1)BP, PV, Wingで3vs2を行う ※BPは9mの中に入ってはいけない。9m外からのシュートはあり。 2)Wingがきったら、BPとPVで2vs2を狙う 3)CBときったWingで2vs1 |
---|---|
ポイント | 前の練習と同じ |
チーム数 |
3チーム |
---|---|
コート |
オールコート |
ルール |
PVで得点を決めたら、再度攻撃権を得る 9mより外からの得点は2点 |
●日 時 | 2025年3月7日(木)14時45分~17時05分 |
---|---|
●指導者 |
トニー ジローナ(男子日本代表ヘッドコーチ) 嘉数 陽介(男子日本代表アシスタントコーチ) 柴田 智仁(男子日本代表トレーナー) 三石 祐馬(アナリスト) |
●参加者 |
田中 俊行(JHA:ハイパフォーマンスアシスタントディレクター) 田口 隆 (東海学連理事) 作取 克治(東海学連事務局長) 本山 慶樹(東海学連理事長) 佐藤 壮一郎(東海学連理事) |
●選 手 | 岐阜聖徳学園大学、中部大学、大同大学、名城大学、中京大学 |
人数 |
OF 4人×2 DF 3人 |
---|---|
ルール |
1)OFは4人でボールを回しながらアタックし、DFが守るマーカーにボールでタッチを目指す 2)OFは反対側の別の4人にもパスを出せる |
ポイント |
1)DFは常に手を広げてパスコースを制限する 2)DFはOFのアタックに対して、強く接触する 3)OFは止まってパスを探さない。瞬時に判断 |
方法 |
基本外側の2vs2を行う CBは自己判断でマーカーを超えた位置でボールを貰い、3vs2を攻めることができる →2枚目はCBの動きを見てクロスアタックを仕掛ける BPから対角のWingへの飛ばしパスあり |
---|---|
ポイント |
CBは早いパス回しやオフザボールの動きでDFを翻弄する 2枚目は、OFの攻撃の動きを見ながらクロスアタック・牽制・密集を判断する 1枚目は、2枚目がクロスアタックにいったら連動して、2対1の状況を駆け引きして守る |
方法 |
PVありの真ん中の4vs4を行う 時々Wingがきって、5vs4をしても良い →この場合パス3回以内でシュートをしなければならない |
---|---|
ポイント |
DFはOFの攻撃の動きを見ながら牽制・密集を判断する 接触は強く |
方法 |
1)バランスボールを持たせたDFを9mに立たせる(4枚目イメージ) 2)CBが真ん中に強く1vs1を仕掛ける 3)CBがかわした側で3vs3を行う |
---|---|
ポイント |
CBの動きを見て、1枚目、2枚目は牽制・密集を判断する ex.深く入ったら、2枚目は下がって密集&1枚目は駆け引き 早めにパスをしたら、2枚目牽制 |
方法 |
1)3人ずつ2箇所で相手チームと押し合う 2)合図でOFかDFを判断し、攻防スタート ※合図はOFチームのビブスカラーを言う 3)1.5往復の6vs6 |
---|---|
ポイント |
DFになった瞬間の戻りの意識 ゲーム形式のトレーニングではこれまでの練習内容を常に意識し続ける 練習内容を忘れてゲームトレーニングしたらもったいない |
- 資料作成・提供 -
株式会社T-FUNCTION
アナライジング部門 水野大夢
映像作成ツール : XPS network
映像作成時間 : 各1分〜5分